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「型技術者会議2005」
特別企画
開催日時 2005年6月15日(水) 10:00〜12:00
開催場所 大田区産業プラザPiO 小展示ホール
「気になる海外動向」
総合司会 牟田 芳喜(トヨタ自動車(株))・瀧口 雅人(日産自動車(株))
趣  旨 ここ数年ものつくりのグローバル化が急速に進展する中、海外現地と日本の仕事のし方・捉え方の違いに根ざす課題も大変多いと思われる。ここでは、「気になる海外動向」と題し、欧米、中国・アジアの金型産業の最近の動向、グローバル化時代のスキル、海外から見た日本金型メーカーの競争力といった観点のご講演をいただき、さらに進むグローバル化時代の金型産業・技術・人材のあり方について会場の皆様と一緒に考える場としたい。
講演内容 (敬称略)
 
1) 総論:中国・アジア動向について
黒田精工(株) 横田 悦二郎
2) 躍進著しい中国・アジアの金型産業
(有)ザ型屋ドットコム 高城 祐二
3) グローバル化とスキル修得の捉え方
愛知淑徳大学 浅井 敬一朗
4) グローバル化時代に日本金型メーカーが発展するためには
(有)タキザワ・コンサルティング 滝沢 英男

「型技術者会議2005」
特別パネル討論会
開催日時 2005年6月15日(水)16:10〜17:40
開催場所 大田区産業プラザPiO 小展示ホール
「金型メ−カの経営革新」
( 付加価値つくり・高生産性・新加工方法の提案 )
総合司会 谷繁 寿彦((株)ソディック)、山本 敏郎(日本ユニシス・エクセリュ−ションズ(株))
趣  旨 もの作りのグローバル化の進展と労働賃金の問題がクローズアップされ、世界での勢力分野が大きく変わってきた。
特に、中国を中心にしたアジア諸国の台頭は目を見張るものがある。一方、日本国内ではこの世界的な大きな動きに対抗すべく新たなもの作りの動きが芽生え始めている。その新たな芽生えとして注目を 浴びているのが"知恵を生かしたもの作り"、この動きが新たなもの作りの起爆剤になることが考えられる。
本特別パネル討論会では、付加価値つくり・高生産性・新加工方法等を提案し、それを実行に移し"金型メ−カの経営革新"を実現している企業の方々に、知恵を生かしたもの作りを紹介して頂き、今後のもの作りのあり方について会場の皆様と一緒に考えます。
パネラー (敬称略) ※講演1件25分、討論15分
 
1) ロ−コストの恒温室で超精密プレス金型を製作
(株)東郷 東 成生
2) 複合成形金型(アセンブル成形金型事例)
(株)セントラルファインツール 三宅 和彦
3) VT(バリュー・テクノロジー)に不可欠な三次元メタル成形技術事例
(株)サイベックコーポレーション 平林 健吾
総合討論

「型技術者会議2005」
特別セッション(1)
開催日時 2005年6月16日(木)10:00〜12:00
開催場所 大田区産業プラザPiO 小展示ホール
「産学連携による"新世代"型技術への挑戦」
総合司会 白井 健二(日本大学)・高谷 裕浩(大阪大学)
趣  旨 型技術の強化は、国を挙げて進められている「ものづくり基盤」強化の重要で喫緊な課題であり、新たな方向を探るべく、共同研究のレベルから大型プロジェクトのレベルまで、大学と企業による大小様々な規模の連携が多数展開されている。
そこで、本特別セッションでは、いわゆる「超」のつく次世代の型技術だけでなく、これまでとは全く異なった発想に基づいた先端型技術や、短期間での実用化を視野に入れた戦略的型技術、大学のシーズを活用した特色ある技術開発などを含む、広い意味での"新世代"型技術に挑戦している産学連携の事例を取り上げ、その現状や成果を紹介する。
講演内容 (敬称略)
 
1) 岩手大学金型技術研究センターにおける金型プロジェクト
岩手大学 清水 友治
2) 大学としての産学連携の取り組み-高張力鋼板の絞り・増肉加工の可能性について-
東京工科大学 福井 雅彦・板橋 伸卓
3) デスクトップ型微細加工機開発における取組内容
(株)ピーエムティー 京谷 忠幸
4) 金型によるファインピッチ電子回路パターニングに関する研究開発
クラスターテクノロジー(株) 北岡 賢治

「型技術者会議2005」
特別セッション(2)
開催日時 2005年6月16日(木) 13:00〜15:00
開催場所 大田区産業プラザPiO 小展示ホール
「人材育成と現場改善」
総合司会 津久井 伸一(宮津製作所(株))・萩野 雅章((株)ニチダイ)
趣  旨 金型技術の発展には、CAD/CAMに代表されるIT技術の導入、高精度工作機械など、ハード面の高度化が必要である。一方、それを使いこなしてこそ高い効果が発揮されるため、OJTなどでの技術・技能教育も欠かすことができない。さらに、小集団、QC、KAIZEN、TPMなどの現場改善活動を通して、ボトムアップ教育にも取り組まなくてはならない。また、機械ではできない匠の技術を、次の世代にどのように伝承していくかも、重要な鍵となっている。本セッションでは、「人材育成と現場改善」をテーマにとりあげ、モノづくりを支える技能教育から先端技術教育まで、現場改善で現場力を磨き将来の金型技術を担う人材を育成する視点で、実践現場の事例を中心に紹介していただきます。
本セッションが、今後の金型技術・技能者教育の充実のために、参考になればと期待しております。
講演内容 (敬称略)
 
1) 型製作における技能者育成プログラムの運用と実践
日産自動車(株) 川住 春雄
2) 新製品開発を支える技能者の育成
(株)デンソー 桂  功
3) 中堅・中小製造業の技術者のためのデジタルものづくり教育
大阪産業大学 前川 佳徳
4) 技能・技術者(テクノロジスト)の教育への挑戦
ものつくり大学 平井 聖児

「型技術者会議2005」
特別セッション(3)
開催日時 2005年6月16日(木)15:10〜17:10
開催場所 大田区産業プラザPiO 小展示ホール
「ここまでできる、最新実用型技術」
総合司会 高橋 一郎((独)理化学研究所)・森重 功一(電気通信大学)
趣  旨 近年、モノづくりの分野においては、製品の開発期間の短縮とコスト削減に対して強い要求があります。また、高精度・高精密・微細化の傾向に、ますます拍車がかかっています。これらの動向を反映して、モノづくりの基幹となる金型も、ますます高品質、短納期、低コスト、微細・超精密化が要求され、金型加工の高度化、高機能化に対する要求も高まっています。そこで、本セッションでは、金型の高度化、高機能化に関係する最新の実用技術について紹介していただきます。
講演内容 (敬称略)
 
1) ヨーロッパのプラスチック成形金型と成形技術の開発事例
小松技術士事務所 小松 道男
2) プレス金型超硬溶射システム
(株)富士テクニカ 高橋 一重
3) 製品開発プロセスにおける「CMS型」の効果
(株)シー・エム・エスジャパン 國分 秀博
4) プラスチック金型メーカにおける金型の高度化・生産の合理化の取り組み
  −超精密金型プロジェクト−
(株)長津製作所 牧野 俊清
 
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