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「型技術者会議2006」
特別企画
開催日時 2006年6月14日(水) 10:00〜12:00
開催場所 大田区産業プラザPiO 小展示ホール
「がんばる日本の型屋さん」
総合司会 鹿志村一男((株)牧野フライス製作所)・中川昌夫(オークマ(株))
趣  旨 金型製造メーカを取り巻く環境は、自動車業界の活況などもあり好転の兆しをみせています。現在、元気に活動されている型屋さんも、さらなる改善・改革を推進すべく努力されていることと思います。前回の型技術者会議のアンケートでは、多数の方が、同業の型屋さんの話を聞きたいという要望がありました。そこで、今回特別企画として、経営方針から自動化などの技術革新や人材育成などの色々な視点から、日本の製造業を支える「がんばる型屋さん」にお話をお願いすることにいたしました。講演者の方には、「うちはこうしてこうなった」という自慢話を是非していただき、本会議参加企業様の今後の更なる活性化のヒントとなればと期待しております。
講演内容 (敬称略)
 
1) 生き残りをかけて〜苦悩が生んだ金型作り〜(25分)
(有)ベストテクニカル 浪岡 健
2) 草取りから気が付かされた人材育成(25分)
(株)エムエス製作所 迫田 幸博
3) どしゃぶりの中の快進撃
  〜金型大不況時代を生き抜いた町工場の経営ノウハウ〜 (25分)
(株)松野金型製作所 松野 行秀
4) モノづくりこそニッポンの砦(25分)
(株)伊藤製作所 伊藤 澄夫
*質疑応答  20分

「型技術者会議2006」
特別セッション(1)
開催日時 2006年6月15日(木)10:00〜12:00
開催場所 大田区産業プラザPiO 小展示ホール
「金型業界における海外戦略」
総合司会 高橋一郎((独)理化学研究所)・戸沢幸一(日産自動車(株))
趣  旨 ここ数年、低廉で豊富な労働力の活用を主目的とした海外展開が、金型業界の中でも急速に進展している。しかしながら、メリットは大きい反面、現地の作業者との接し方の問題や進出目的の不明瞭さなどが原因の失敗事例も多いと聞く。
ここでは、「金型業界における海外戦略」と題し、海外展開を積極果敢に進めている日本の金型メーカ、型部品メーカの皆様に、進出の狙いや対象とする客先、部品、工程などについて、具体的な事例を含めて御紹介いただく。特に、最近注目されている海外における人材育成、ならびに、海外及び国内生産金型への海外からの人、部品、情報などのサポートについても御講演いただき、さらなる国際化が進む金型業界の今後のあり方について議論する場としたい。
講演内容 (敬称略)
 
1) 中国拠点を戦略的に生かす(30分)
(株)メルコ 金城 盛順
2) 東アジアでの日進精機の進出状況(30分)
日進精機(株) 加藤 忠郎
3) 双葉電子工業(株)におけるアジア地域での展開(30分)
双葉電子工業(株) 杉島 正幸
*質疑応答   30分

「型技術者会議2006」
特別セッション(2)
開催日時 2006年6月15日(木)13:00〜15:00
開催場所 大田区産業プラザPiO 小展示ホール
「次世代 型加工技術」
総合司会 谷繁寿彦((株)ソディック)・松岡興治((株)森精機製作所)
趣  旨 今、金型メーカに求められている金型を大きく分類すると
・バラツキなく、高寿命で安定生産できる「高品質・低価格の高精度金型」、
・金型機械設備と、“匠の技術”の融合なしでは製作できない「超高精度金型」、
・従来型の単品部品製作用金型から複合機能部品を同時加工するような「物つくりを根底から変える 知恵を結集した金型」
等が要望されています。本特別セッションでは、知恵を結集した匠の加工技術について、切削・研削・放電の3分野から、その考え方の要点と最新の成果を紹介していただきます。
講演内容 (敬称略)
 
1) 非球面レンズと成形型の高精度・高能率加工(50分)
神戸大学 鈴木 浩文
2) オートバランサを使用しての極細溝加工及び最良面加工(25分)
ベノック(有) 奥田 潤
3) ナノ放電加工機の開発(25分)
(株)ソディック 川田 秀一
*質疑応答   20分

「型技術者会議2006」
特別セッション(3)
開催日時 2006年6月15日(木)15:10〜17:10
開催場所 大田区産業プラザPiO 小展示ホール
「2007年問題,技術の継承と人材育成」
総合司会 白井健二(日本大学)・山本智子((株)NTTデータエンジニアリングシステムズ)
趣  旨 堺屋太一氏によって形容された「団塊の世代」が2007年から定年を迎える。日本の高度成長を牽引してきたのがこの世代である。
彼らが第一線を退く時に起因されるであろうと懸念されているのが「2007年問題」である。
 この言葉をキーワードとして、技術の継承と人材育成について、大学や企業において活躍されているパネリストのそれぞれの立場から御意見を伺い、今後の方策を探る。各パネリストはモノづくりについての研究・開発あるいは現場での技術指導をされてきた経験豊富なマネージャーである。併せて、モノづくりの現状や成果も紹介して頂く。
講演内容 (敬称略)
 
1) 国立ソウル産業大学校の金型設計学科の設立背景と人材育成(30分)
国立ソウル産業大学校 元 時太
2) モノづくりにおける技術・技能の継承と人材育成(15分)
(株)ぐんま産業高度化センター 斎藤 勝政
3) 日立グループにおけるモノづくり人材教育と技能伝承への取組み(15分)
(株)日立製作所 川田 陽一
4) モノづくりの重要性と喜びについて(15分)
三条鍛冶道場 坂井 源一
5) 松下電工におけるものづくり人材育成の取り組み紹介(15分)
松下電工(株) 小多田 正美
*質疑応答   30分
 
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一般社団法人 型技術協会