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型技術協会 第19代会長就任にあたって


日産自動車(株) 平田禎治
 令和4年6月23日に開催されました通常総会におきまして、令和4年6月23日から令和6年の通常総会までの型技術協会運営担当理事を選出、その直後に開催されました代表理事選定理事会におきまして、型技術協会の第19代会長(代表理事)を拝命いたしました。創立37年目の歴史を持つ型技術協の会長就任は身の引き締まる思いです。理事の皆さまや各委員会の皆さまのご支援を戴き、魅力のある型技術協会を目標に協会運営に少しでもお役に立てれば思っております。

 令和2年に副理事として本協会へ加えていただきましたが、新型コロナウィルス感染拡大の渦中となり、その後約2年間にわたり多くのイベントが見送られ、開催されたものについてもリモートが主となり、協会員の皆様のご期待に沿えることが困難な状況が続きました。そのような中、今年度通常総会同日に行われました型技術者会議2022は、各委員会のご努力により、万全の感染対策を講じながら久しぶりにフィジカルな大規模イベントとして開催することが叶い、果たしてフェイス・トゥ・フェイスによる技術論議の大切さを改めて実感されたのではないでしょうか?残念ながら、お盆を前に再び新たな感染が拡大しておりますが、協会としても周辺状況をよく理解し、協会員の皆様にとって安全かつ有益なイベント運営を企画・実行してまいりたいと存じます。

 パンデミック・都市封鎖・紛争・自然災害等、これまでにない不確定な時代を迎え、製造業としても前提であったグローバリゼーションから一定の方向転換を考慮しなければならなくなりました。こうした環境下にあっても、日本のモノづくりの強さの源泉である型製作技術をより強固かつ高度なものへ進化させるため、引き続き型技術協会では産学の連携を深め、金型技術に関する最新情報の交換、共通課題の解決、そしてこれに携わる研究者・技術者の探求心を活性化する交流の場と機会を提供してまいります。

 型技術協会の活動をより魅力あるものにするため、理事一同、精一杯努めて参りますので、会員の皆様のご支援とご協力をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
 
 
 
 
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一般社団法人 型技術協会