HOME委員会金型品質評価研究委員会

設立趣旨 　自動車産業、電気・電子、汎用製品製造産業に代表される型技術は、各種の金型加工技術・品質評価・予知技術などにおいて時代の変遷に伴い革新性が求められている。各種の金型においては、その機能性発現と品質安定化・寿命向上及び評価手法などの技術的確立が安定な生産や操業にとって最も重要な課題になっている。 　本委員会の活動は、金型技術にかかわる技術的問題点の中で、ダイカスト金型に関する品質安定化およびそれらの評価技術、寿命改善技術をメインテーマとして、広いジャンルの技術者との情報交換、共同研究、関連団体との交流などを通し、日本における金型関連産業の技術力向上を目的に実施する。 委員長 日原政彦（日原技術士事務所 所長） 設置期間 2019年4月1日〜2025年3月31日 2024年度 事業計画 1) 2023年度はコロナ禍による影響がほとんど緩和され、対面での活動や企業訪問による研究会開催並びに共同実験の追加試験が可能になり、最終年度である2024年度は今までに得られた研究成果のまとめを行う。 2) 2024年度においては、下記に関する共同研究成果のまとめやGigaキャストなどの新技術動向や関連した技術情報の収集などを行う計画である。 (1) 2023年度、共同研究により熱疲労試験後の試料について4種類の表面処理試験片（ガス窒化処理、窒化処理＋PVD皮膜TiAlN）の残留応力について、各実験機関により得られた結果の相関性を確認する。 (2) 近年ではEV車用部品製造に超大型のGigaキャストマシンが使用されている。これらの金型の品質安定化に関し、各種の情報収集並びにダイカスト関連企業における型寿命向上に関する各種の問題点について現象解析や適用技術の検討並びにそれらの寿命評価技術について技術情報を提供する。 3) 型技術セミナーを含め年間4回の委員会開催、ワーキンググループによる共同研究成果のまとめやダイカスト金型への表面処理の有効性について得られた成果について業界への情報提供や普及について検討する。 2024年度 会　費 個人委員（中立研究機関・大学）　無料　 企業委員　1社につき10,000円／年 ※委員は型技術協会会員であること 申　込

一般社団法人 型技術協会