「金型IT技術への期待」 小展示ホール 6月11日(月) 10:00〜12:00
総合司会:青山 英樹 (慶応義塾大学)、戸沢 幸一(日産自動車)
主旨:金型の付加価値の向上、設計・製作期間短縮、コスト低減の要請が強まる中、CAE、CAD/CAM、CATなどに代表されるIT技術への期待は高まるばかりです。
特に3次元ソリッドデータの応用は、型技術のエンジニアリングを革新する技術として期待されています。
本セッションでは、金型づくりの革新に向けIT技術を積極的に活用されている皆様に、これまでの取り組みと今後の期待・展望などをエンジニアリングを主体に積極的に提案していただきます。 |
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講演内容:(敬称略)
1)プレス成形/樹脂成形におけるCAEの現状と期待 日産自動車(株) 高橋 進
2)ユーザーから見たCAD/CAM技術の現状と期待 光栄彫刻工業(株) 古賀 良幸
3)プレス金型向けCAD/CAM技術の現状と展望 日本ユニシス(株) 松林 毅
4)プレス金型におけるCAT技術の現状と期待 トヨタ自動車(株) 北村 政彦 |
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「これからの型づくりを支える新技術」 小展示ホール 6月12日(火) 13:00〜15:00
総合司会:福井 雅彦 (東京工科大学) 、竹重 至 (ニチダイ)
主旨:21世紀を迎え日本の型業界では、高付加価値を生む型づくりや型づくり支援システムの開発、提案が盛んになってきている。
本特別セッションでは、型づくりの高付加価値化のターゲットとして最近話題になっている"高硬度材"、"直彫り加工"、"ドライ加工"、"超高精度加工"、"アニメ"などを取り上げ高付加価値を生むための「これからの型づくりを支える新技術について」模索を行なうため、4人の講演者に話題提供をして頂き、今後の型づくりを考えることにする。 |
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(株)クライムエヌシーデー 河合 俊明、今野 崇
IT(アニメ)活用による物づくり支援 |
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三菱電機(株) 岩崎 健史
ワイヤ放電加工の超高精度技術 |
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(株)ニチダイ 久我 貢司
冷間鍛造金型での高速・高精度直彫り加工 |
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神奈川大学 青木 勇
高硬度材の高能率高品位直彫り加工とその実用化 |
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「高精度・高品位金型づくりのための高速加工技術」 小展示ホール 6月12日(火) 15:10〜17:10
総合司会:久保 修二 (トヨタ自動車) 、高橋 一郎 (理化学研究所)
主旨:名実ともに世界をリードしてきた我が国の型技術は、長引く不況に加えて、諸外国への型技術流出や低価格競争への対応など、厳しい状況にさらされている。また、情報技術革命という急速な社会変革に対して、工業生産の基盤技術である型技術は変化を余儀なくされている。こうした状況下、金型づくりのスピードアップ、コスト削減はもとより、高付加価値を有する高品位な金型づくりこそが重要である。
高速・高精度な金型加工技術として、高速直彫り加工が話題となって随分と時間がたった。型技術者会議の特別セッションにおいても、1990年より8回にわたって「高速加工」を取り上げてきた。この間、工作機械や工具、周辺技術も高速加工を指向した開発が進み、確実に高速加工技術は現場に浸透してきている。しかしながら、高速加工技術の導入は、単に加工のスピードアップだけでなく、精度の追求を目指したものでなければならない。そこで本セッションでは、高速加工によって何が実現できたか、高精度化・高品質化は実現できるのか、などについて4名の方に最近の取リ組みを紹介して頂く。 |
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(株)三eファインツール 鈴木 政幸
小物精密プラスチック部品用 インジェクション型の高速・高精度加工 |
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シチズン時計(株) 梅影 一男
時計用精密金型における高速・高精度加工の取り組み |
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(株)デンソー 芦田 康治
自動車部品の金型づくりにおける高精度・高品位加工 |
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日産自動車(株) 戸沢 幸一
自動車用金型加工の高精度化の現状と課題 |
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