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第140回 型技術セミナー
「次世代自動車部品に適用されるプレス・新板鍛工法
及び最新表面処理技術動向についてパートU」
開 催 要 領
開催日時 2021年6月24日(木) 10:00〜16:00
開催場所 名駅モリシタ名古屋駅前中央店 7階 第2+第3会議室
(JR名古屋駅 徒歩6分)および
オンライン聴講(Teams' 会議室)の併催
主  催 (一社)型技術協会(企画:表面処理加工技術に関する調査研究委員会)
協  賛 (一社)日本金型工業会、ファインブランキング技術研究会
趣  旨  近年、表面(蒸着)処理技術は、半導体、エレクトロニクス、航空機、自動車など幅広い分野で使われている。市場が拡大する一方、表面処理に関連する要素技術知識は、プレス成形、金型精度、素材(熱処理等)、潤滑油、ショットピーニング及びコーティングと多岐に渡り各々の関係性を理解しなければならない。2019年4月〜当該研究会で次世代自動車部品にターゲットを絞り、2つのワーキンググループを立ち上げました。そこで本セミナーでは、第一線の自動車、部品、材料で活用されておられる技術者及びワーキンググループ長をお招きし、次世代自動車部品の必要性、その塑性加工技術及び表面処理関連技術の課題や最新活用事例をご紹介及び活動を報告致します。
 本セミナーを聴講することで、次世代の自動車ニーズを理解し、表面処理関連技術の利点や欠点を理解し、品質と生産性の両方を向上させる生産性向上の提案に役立つのではないかと期待されます。多くの皆さまの聴講をお待ちしております。
講演者
(講演順)
司会:神戸大学 白瀬 敬一 氏、
   Oerlikon Balzers Coating USA Inc,. 福井 茂雄 氏
1)10:10〜11:00 「自動車産業の動向と注目される
        塑性加工技術の紹介」
ファインブランキング技術研究会 会長 中島 将木 氏
要旨: 国の基幹産業である自動車産業の生存は、関連就業人口550万人の雇用に影響を及ぼす、その自動車産業の変化する難しい状況を考え、これからの自動車産業に貢献できる、注目の塑性加工技術について紹介、解説する。
2)11:00〜11:40 金型用工具鋼耐久表面処理 下地強化処理
            ZERO-Iコーティング
SEAVAC(株) 執行役員 技術担当 田中 裕介 氏
要旨: 金型工具鋼にプラズマ窒化とZERO-Tコーティングを行った「下地強化処理ZERO-Iコーティング」は、 金型寿命が不安定であり、加工時の負荷により局所的に金型が損傷する場合などに適用いただくケースが増えつつある。より高負荷な金型加工において優れた耐久性を示し、金型加工のものづくりに寄与する事例を紹介する。
11:40〜12:40  お昼休み
3)12:40〜13:20 「超精密塑性加工向け(HIPIMS)
     DLCコーティングの適用事例」
日本エリコンバルザース(株) ツール事業部
中部エリアセールスエンジニア 氏田 和宏 氏
要旨: 最新のHiPIMSによるDLCコーティングは、1μ以下の膜厚管理、密着力とスムース性を兼ね備えた技術を開発し、精密板鍛造分野での評価実績を含めて紹介する。
4)13:20〜14:00 精密塑性加工で使われる
     高強度超硬素材について
(株)ノトアロイ 代表取締役社長 宗行 伸一郎 氏
要旨: 近年の精密塑性加工においては、金型材料にはより一層の強度向上が求められる。本講演ではこれら高強度化を実現するため、弊社で開発した高強度超硬合金材料について、その特性を紹介する。
14:00〜14:20  休 憩
5)14:20〜15:00 「表面処理加工技術に関する調査研究委員会
       ワーキングループからの活動報告」
WG1長 天野 友子 氏
(SEAVAC(株) 技術部 生産技術課 チーフ)
WG2長 内田 智也 氏
(日本エリコンバルザース(株) ツール事業部 プロダクトマネージャー)
要旨: WG1では新しい工法である“切削鍛造”の共同実験を実施し、表面処理の評価情報を整理、共有化を進めている。共同実験の取り組みについて紹介する。
WG2では、精密金型向け表面処理加工技術として積層金型に着目。積層金型の寿命向上や生産性改善を実現する表面処理技術の明確化を目指す。本取り組みについて紹介する。
6)15:00〜15:30 パネル討論会
「表面処理技術の潜在ニーズ パートU」

司会:白瀬敬一(神戸大学)
福井茂雄(Oerlikon Balzers Coating USA Inc,.)
パネリスト:講師全員
7)15:30〜15:50  名刺交換会
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参 加 費 いずれもテキスト1冊を含む
会 員 21,000円 (会員の対象は主催・協賛団体会員です)
学生会員 1,000円  
一 般 31,000円  
個人会員A入会申込付き36,375円(ご希望の方は事務局までお問合わせ下さい)
  内訳:参加費21,000円+入会金3,000円+1月入会時会費12,375円
海外から送金の場合、銀行取引手数料4,000円が別途必要となります。
募集人数 45名
申込締切 6月8日(火)
会場参加を申込の場合:参加証と請求書を送付いたします。
オンライン聴講を申込の場合:
 
1) Teams申込の事前接続確認:6月10日(木)13:00〜16:00
2) 事前に接続確認を行ったうえで、参加決定とさせていただきます。(事前接続確認のURLを申込者に配信いたします。)
3) 接続確認後、参加者に講習会用Teams会議室のURLを送付いたします。
4) 当日は配信されたURLの会議室にログインし、参加ください。
5) 名刺交換会は会場参加者のみとなります。
6) 当日、聴講者側の都合や接続トラブルにより聴講ができなかった場合も返金は致しませんのでご了承ください。
7) セミナー内容の録画・録音は禁止させていただきます。「レコーディング」ボタン等で録画・録音することは法律で禁止されています。ご承諾のうえ、お申し込みください。
申込方法
申込締切日後のキャンセルはできません。参加費をお支払いいただきます。
開催を中止する場合は、開催日前日13時までに参加者へ原則メールにてご連絡いたします。
開催を中止した場合には納入済み参加費を返金いたします。
問 合 先 一般社団法人 型技術協会
TEL:045-224-6081 E-mail:info@jsdmt.jp
 
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一般社団法人 型技術協会