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第163回 型技術セミナー
「知って得する型技術と高速・高精度・   
     高品位加工のためのソフト・ハード!」
開 催 要 領
開催日時 2026年1月15日(木) 10:10〜17:30
開催場所 慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎2階 大会議室
〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1
主  催 (一社)型技術協会
(企画:型加工技術の高度化および加工面の高品位化に関する調査研究委員会)
協  賛 (一社)日本金型工業会
趣  旨  『知って得する型技術』として、ギガキャストとホットスタンプについて話題を提供する。ギガキャストについては、これまで多くの講演が開催されてきたが、本セミナーでは技術提供のみならず、広い視点からの情報を提供する。ホットスタンプについては、加熱した板材を金型内でプレス中に直接水冷し焼き入れするプロセスを紹介する。また、型の『高速・高精度・高品位加工の技術』として、高速・高精度・高品位加工を実現するソフトウェアについて3件とハードウェアについて3件を解説する。金型加工に携わる多くの皆さんにとって有益な情報となれば幸いである。
講演者
(講演順)
司会:金子 順一 氏(埼玉大学)、西田 勇 氏(神戸大学)
1)10:10〜10:15 開会の挨拶 神戸大学 西田 勇 氏
【基調講演】
2)10:15〜11:15 「ギガキャストの特徴と技術動向」
リョービ(株) ダイカスト企画開発本部 研究開発部 参与 神 重傑 氏
要旨: 自動車の電動化が進む中、ダイカスト製品のニーズは今後大きく変化する。その中でボディ・シャシーなど、鉄からアルミニウムへの材料置換のニーズが高まり、ギガキャストの採用も増えてきた。ギガキャストの市場動向やリアアンダーボディの調査から見えてきた技術的な特徴や課題についてご紹介する。
3)11:15〜12:00 「高効率ホットスタンプ加工技術開発」
マツダ(株) 技術本部 車体技術部 アシスタントマネージャー
平尾 嘉英 氏
要旨: クルマの高強度・軽量化を実現するホットスタンプ工法において、従来の生産性・コストの課題に対し、加熱板材の直水冷焼き入れ技術、部品構造の進化、工程集約によって解決した事例と、その量産維持管理の事例を紹介する。
12:00〜13:00  休 憩
【高速・高精度・高品位加工のためのソフト】
4)13:00〜13:30 「CNCデジタルツインによる
      加工プロセスの最適化」
ファナック(株) ソフトウェア研究開発本部
デジタルソリューション開発部 黒川 颯斗 氏
要旨: 金型など曲面加工の問題分析は容易ではない。本講演では、CNCガイド2を利用したデジタルツイン構築技術を活用した高精度シミュレーションによる加工プロセス最適化の取組みを紹介する。NCプログラムや加工条件をデジタル空間で検証し、試加工削減に寄与する事例を解説する。
5)13:30〜14:00 「切削加工プロセスの高精度再現に向けた
          デジタルツインの構築」
(株)データ・デザイン テクニカルユニット
マネージャー 河根 伸泰 氏
要旨: 切削解析ソフト「Toolyzer」とサーボシミュレーションを連携し、びびり等の実挙動を高精度にシミュレーションする。加工不良の予兆検知や最適条件算出など、デジタルツインによる高度な再現を紹介する。
6)14:00〜14:30 「加工面の不具合原因解析システム」
(株)ゴードーソリューション 製造ソリューション統括グループ
グループマネージャー 古川 達也 氏
要旨: 加工面の不具合原因解析システムであるパススコープは、加工面に不具合が発生した際に機械に起因する問題か、作成したNCプログラムの問題か原因解明の支援をする。主な不具合解析機能を事例とともに、その機能をご紹介する。
14:30〜14:45  休  憩
【高速・高精度・高品位加工のためのハード】
7)14:45〜15:15 「多様なニーズに応える
   立形マシニングセンタの最前線」
(株)牧野フライス製作所 開発本部 商品開発部1 V2グループ
グループリーダ 河原崎 拓真 氏
要旨: 金型加工をはじめとする高精度加工に対応した立形マシニングセンタの最新技術と製品ラインアップを紹介する。高精度・高面品位を実現する冷却機構や制御技術、多様な加工ニーズへの対応力を中心に解説する。
8)15:15〜15:45 「中〜大型マシニングセンタの
     高精度を安定維持する技術」
オークマ(株) ソリューション&システム技術部
アソシエイトエキスパート 片岡 雅高 氏
要旨: 工作機械は加工時間短縮や磨き削減など金型の生産性向上のため、高速、高追従性などの性能を高めてきた。さらに近年は機上ワーク計測などの効率化や、長期間にわたる高精度の安定維持などの要望が多くなっている。これら要望に対するオークマの技術について紹介する。
9)15:55〜16:15 「高速・高精度・高品位加工のための技術紹介」
新日本工機(株) 第三技術部 シニアフェロー
ソフト開発課 課長 山内 一郎 氏
要旨: 金型加工において、「高速・高精度・高品位加工」を実現するために、特に高速制御・プログラム検証・加工モニター・解析ツールといった制御面・ソフトウェア面で提供する内容をハイライト的に紹介する。
【パネルディスカッションとまとめ】
10)16:20〜17:00 「パネルディスカッション」 パネリスト:講師全員
  司 会:慶應義塾大学 青山英樹 氏
東京農工大学 笹原弘之 氏
11)17:00〜17:05 「閉会の挨拶」 埼玉大学 金子 順一 氏
12)17:05〜17:30 「名刺交換会」
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参 加 費 いずれもテキスト1冊を含む
会 員 21,000円/名 (会員の対象は主催・協賛団体会員です)
学生会員 1,000円/名  
一 般 31,000円/名  
入会により参加費は21,000円となります。(ご希望の方は事務局までお問合わせ下さい)
個人会員A入会時の会費は入会金3,000円+11月入会時会費7,500円となります。
募集人数 80名
申込締切 12月25日(木)
申込締切日後のキャンセルはできません。参加費をお支払いいただきます。
申込方法
1) 申込締切後、参加決定者に参加証・請求書をお送りいたします。
2) 当日参加証が必要となりますのでご持参下さい。
問 合 先 一般社団法人 型技術協会
TEL:045-224-6081 E-mail:info@jsdmt.jp
 
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一般社団法人 型技術協会