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第31回型技術シンポジウム
自動車生産に関わる現状と将来
開催日時 2026年2月18日(水) 13:25〜17:20
開催場所 ビジョンセンター虎ノ門 溜池山王 6階 601室
〒107-0052 東京都港区赤坂1-1-12 明産溜池ビル
(東京メトロ銀座線 溜池山王駅 徒歩3分、東京メトロ日比谷線 虎ノ門ヒルズ駅 徒歩5分)
主  催 (一社)型技術協会
協  賛 (一社)日本金型工業会
開催趣旨  地政学的リスクの高まりや環境規制と脱炭素への対応等、国内の製造業を取り巻く環境は激変しており、その対応としてグリーン技術への転換や国際標準への適応等の技術課題が喫緊の課題として挙げられる。このような状況において、金型業界においてはデジタル、スマートファクトリー化、高精度、高難度加工技術の開発等の技術面での対応に加えて、市場・顧客対応や人材・組織面での対応も必要となる。
 本シンポジウムは日本の基幹産業である自動車業界における金型技術を取り上げ、製品の大型一体化技術、高精密技術およびAI技術による金型づくりとその技術課題について各社の現在の取り組みや今後の展望について紹介する。
プログラム
司会:新川 真人 氏(岐阜大学)、松村 隆 氏(東京電機大学)
13:25〜13:30 開会あいさつ 岐阜大学 新川 真人 氏
13:30〜14:20 「ギガキャストの技術動向と課題」
リョービ(株) ダイカスト企画開発本部 研究開発部 参与 神 重傑 氏
要旨: 自動車の電動化が進む中、ダイカスト製品の適用内容も変化している。従来は、エンジンブロックや変速器などのケース・カバー類が主な使用用途であったが、材料・金型・鋳造の技術の向上により、ボディシャシーへの適用も可能となり、その採用が増えてきている。その中で、リアアンダーボディへの採用から始まった大型一体ダイカスト(ギガキャスト)の技術動向や技術課題、当社におけるギガキャスト機導入の取り組みを紹介する。
14:20〜15:10 「『創造性』の地殻変動:『with AI』が
     溶解させる『壁』と価値創出の新世界」
 (株)日南 取締役 デザイン・エンジニアリングデビジョン統括本部長
猿渡 義市 氏
要旨: 「型技術者会議2023」での講演「AI革命で激変するデザインプロセス」から2年、AIは「with AI」として社会基盤に浸透し、言語・スキル・国境といった「創造性を縛る壁」を溶解させ始めている。直感がコードや映像を生み、アイデアが瞬時に世界と繋がる今、この地殻変動が「創造」の定義をどう変え、ビジネスの前提をどう覆すのか。そのマクロな全体像を最新事例と共に提示する。
15:10〜15:20 休 憩
15:20〜16:10 「日産自動車における生産DX」
日産自動車(株) 生産技術研究開発センター 守屋 岳志 氏
要旨: 近年AI、IoTなどのデジタル関連技術の進展および実用化が目覚ましく、これらを活用した自動車生産・生産準備について紹介する。また、従来ベテラン設計者に頼る部分の多かった、工程の設計領域について、新しい最適化技術や量子コンピュータの活用による工程設計技術内容と今後の展望についても紹介する。
16:10〜17:00 「電動化シフトと
   パワートレイン金型の革新トレンド」
(株)アイシン 生産技術本部 樹脂生技部 金型技術室 室長 加藤 拓也 氏
要旨: 自動車産業は各国の方針で電動化が加速したが、BEV一択ではないとの声もある中、世界の新車販売で見るとBEV・HEV・PHEVの、モータを搭載した車両の増加は明白である。パワートレイン製品を中核とするアイシンのe-Axle製品とトランスミッション製品の生産技術について、成形技術開発と金型開発、今後の課題について紹介する。
17:00〜17:20 名刺交換交流会
参 加 費
会 員 :15,000円/名 (会員の対象は主催・協賛団体会員です)
一 般 :30,000円/名  
入会により参加費は15,000円となります。(ご希望の方は事務局までお問合わせ下さい)
個人会員A入会時の会費は入会金3,000円+12月入会時会費6,000円となります。
募集人数 100名
申込締切 2月5日(木)
申込締切日後のキャンセルはできません。参加費をお支払いいただきます。
申込方法
1) 申込締切後に参加証・請求書をお送りいたします。
2) 当日参加証が必要となりますのでご持参下さい。
問 合 先 一般社団法人 型技術協会
TEL:045-224-6081 E-mail:info@jsdmt.jp
 
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一般社団法人 型技術協会