設立趣旨 |
金型加工においては、工具、工作機械、CAD/CAMシステム、計測技術など多岐にわたる技術を総合し、高品位・高精度な金型をリーズナブルな納期で製作する必要がある。
一方で、多岐にわたるそれらの技術を個々にベンチマークし、最適な組み合わせを見いだすことは多大な労力を必要とする。本研究委員会では、工具、工作機械、CAD/CAMシステム、計測技術など型加工に関連する技術要素の使いこなしにおける現状の問題点や課題の調査・情報収集を行うとともに、非競争領域における課題解決に向けた共同実験やベンチマークテストを実施し、型加工技術をより一層高度化させることを目的とする。 |
委 員 長 |
金子順一(埼玉大学 工学部 教授) |
設置期間 |
2024年4月1日〜2026年3月31日 |
2025年度 事業計画 |
1) |
委員長および大学中立委員を中心として、2024年度に引き続き、現状の型加工の問題点や課題についてヒアリング及び調査を行い、調査研究計画を策定する。 |
2) |
2024年度に設定および実験準備を進めている調査研究テーマに沿って工作機械の数値制御装置の設定と機械動作の関係についての実験を実施、データを取得し、各実験機関における機械動作の差異を比較する。これらより、型加工時の数値制御装置と経路生成の各パラメータの組み合わせが機械動作を通じて加工面の性情および精度に与える影響についての傾向を取りまとめる。 |
3) |
課題解決に向けての共同実験結果、ベンチマークテスト、有識者の講演会や関連企業の見学を含めた委員会を、年4回開催する。 |
4) |
型技術セミナーにおいて進捗状況、成果の公表、関連技術の紹介などを実施する。 |
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2025年度 会 費 |
個人委員(中立研究機関・大学) 無料
企業委員 1社につき50,000円/年
※委員は型技術協会会員であること |
申 込 |
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